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編集室水平線のニュースレター「ひとりから、長崎から」第9号(2024.5.31)
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こんにちは。編集室水平線の西浩孝です。
ニュースレター「ひとりから、長崎から」第9号をお届けします。
みなさん、お元気ですか? ぼくはまあまあ元気です。
さっき腹筋しました。
それでは今号もよろしくお願いします。
(このレターは、PCで読まれることを想定しているので、スマートフォンでは
読みにくいかもしれません。あらかじめご了承ください。)
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ニュースレターの内容紹介です。
「新着情報」では、文字どおり、水平線および水平線の刊行物に関する最新の
情報をお知らせします。
「作業日誌+α」は、ニュースレターが隔月配信なので、その2か月のあいだ
にメモした短い記録をいくつか掲載します。「+α」とあるのは、編集作業と
は関係のない記述も含まれているためです。
「海岸線」は、編集人(わたし)による書きものです。そのときに書きたいこ
とを自由に書いていきます。今回は「解像度」という言葉の使われ方について。
「本棚の本」では、水平線(わたし)の本棚にある本を紹介します。これは、
フェイスブック、インスタグラムに投稿しているものと同じです。とくに感想
も解説も付けていないので、なんともそっけないコーナーです。
「『雨晴』から」は、オンラインマガジン『雨晴』(suiheisen2017.com)のなか
から、公開済みのひとつを選んで、一部または全部を掲載するものです。今回
は姜湖宙(カン・ホジュ)さんの連載『ストライク・ジャム』の第10回「わた
しは何を守りたかったんだっけ?」から。
姜さんは1996年、韓国ソウル生まれ。2003年、母親と妹とともに渡日。日本と
ソウルを行き来しながら、東京で育つ。17歳のときに、母親の仕事の都合でベ
ルリンに移住。1年後、ドイツの高校を中退、京都の大学に進学。19歳で結婚し、
大学を中退。20歳で出産。
こうした経歴を背景に書かれた文章です。
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それではどうぞご覧ください。
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【新着情報】川原一之『和合の郷』書評紹介 ほか
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水平線が編集した、記録作家・川原一之さんの著書『和合の郷 祖母・傾山系
土呂久の環境史』。
https://suiheisen2017.jp/product/3632/
今月19日の宮崎日日新聞に、元共同通信記者・上野敏彦さんによる「相互扶助
の集落史に光」という題の書評が掲載されました。また、22日の西日本新聞に
も、カラーで大きな紹介記事! 23日の読売新聞(宮崎版)でも紹介されました。
上野さんは、大田昌秀・元沖縄県知事から聞いた「最後にやりたいことは市町
村史より細かい集落の歩み、『字誌(あざし)』を書くことで歴史の全体像に
迫りたい」という言葉を紹介して、「今回土呂久の集落史を読んでその意味が
分かった」と書いてくださいました。
「いま正確に歴史を記しておかなければ、土呂久に起きたことが次の世代に伝
わっていくことがない」との思いで、埋もれていた資料の発掘と新解釈を加え、
祖母・傾山系に集落が形成された過程、西国一の長者をうみだした銀山時代、
猛毒亜ヒ酸の製造が始まった背景、集落を苦しめた煙害の実態、自治組織「和
合会」の抵抗と内部対立、人の健康被害が社会問題化した経過、損害賠償訴訟
と最高裁和解、その後の国際協力、土呂久を舞台にした環境教育、深刻化する
過疎……と激変した歴史を詳述。A5版、ハードカバー、584ページの大作。
土呂久史の集大成といえるこの本は、土呂久のみならず、地域史をこれから学
び、研究する方々にとって、大いに参考になるにちがいありません。
非売品です。入手にしたい人は、以下の方法でお申し込みください。
nishimura-kayo@asia-arsenic.jp
メール本文に、①送付先の宛名、②住所、③電話番号、④希望冊数をお知らせ
ください。 1冊送付をご希望の場合は1,500円(送料、包装代を含む諸経費)、
複数冊送付希望の場合は送料が確定できませんので金額は後日お知らせします。
書籍送付の際にゆうちょ銀行払込用紙を同封いたします。
※好評につき、すでに在庫僅少です。受付を終了している場合がありますので、
その点ご了承ください。
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昨年5月刊行の大谷良太詩集『方向性詩篇』。第2回西脇順三郎賞と第57回
小熊秀雄賞の最終候補にノミネートされていましたが、惜しくも受賞ならず。
残念でしたが、ここでは選評のいくつかをご紹介します。
まず西脇順三郎賞から。朝吹亮二さん。
「きわめて美しい抒情溢れる秀れた詩集であった。日録形式で、悲劇性をおび
た事象と自分がそのただなかで生きていく日々の思いが交差してゆく。〔中略〕
間違いなく読者の胸を打つ詩集だ」
同じく。加藤孝男さん。
「現代の山上憶良とでもいうべきで、その言説は混沌としていて魅力的」
つぎに小熊秀雄賞から。佐川亜紀さん。
「鋭敏な思想性と生活実感が合わさり、表現の実験性も意欲的で多様であった」
同じく。堀川真さん。
「生活の苦闘が垣間見える作品もある中、時折、音楽が聞こえてくるような洒
脱な感じがしたのが印象的だった。言葉が光るのか、不思議な力を感じた」
水平線のウェブサイト、「本文公開」で所収の7篇を読むことができます。
四六判、ハードカバー、110ページ、2,970円(税込)
https://suiheisen2017.jp/product/708/
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ポッドキャスト、生意気にもやっています!
5月27日(月)に、第11回「西脇順三郎賞・小熊秀雄賞」を配信しました。
約20分です。
チャンネル登録がまだの方は、どうぞお願いいたします。チャンネル名は「編
集室 水平線 Podcast」です。AppleまたはGoogleのポッドキャストで「編集室
水平線」と検索してみてください。(注:下の※部分をご覧ください!)
iPhoneやiPadでは、ホーム画面上にポッドキャストのアイコンがすでにあるは
ずです。Androidの場合は、Google Playから「Google Podcasts」をインストール
してください。(注:下の※部分をご覧ください!)
※重要なお知らせです!!
Google Podcastsは来月で廃止になります。6月23日以降、聴くことができなく
なります。Androidの方は、お手数ですが今後は「stand.fm」というアプリをご
利用ください。こちらでは、これまでどおりポッドキャスト(過去の配信ふくむ)
をお聴きになれます。
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オンラインマガジン『雨晴』を、だいたい週に1回のペースで更新しています。
この間に公開したのは、以下のとおりです。
●亀山亮『戦争』
第10回「沖縄戦戦争孤児・内間善考さん」
https://suiheisen2017.com/kameyama-ryo/2914/
●西尾漠『極私的原子力用語辞典』
第28回「倍増時間」「廃炉」「白金族」
https://suiheisen2017.com/nishio-baku/2933/
第29回「初原子力発電」「半減期」「はんげんぱつ新聞」
https://suiheisen2017.com/nishio-baku/2935/
第30回「ビキニ事件」「避難」「被曝」
https://suiheisen2017.com/nishio-baku/2937/
●諸屋超子『くたばれ』
第10回「凡凡某凡」
https://suiheisen2017.com/moroya-choko/2959/
●中里佳苗『生きた「吹き溜まり」 「湘南プロジェクト」の記録』
第19回〜第20回「外国人による「湘南団地日本語教室」の創出(前編)」
https://suiheisen2017.com/nakazato-kanae/2969/
https://suiheisen2017.com/nakazato-kanae/2971/
●しろくま『銀世界』
第3回「心象」
https://suiheisen2017.com/shirokuma/3006/
●姜湖宙『ストライク・ジャム』
第10回「わたしは何を守りたかったんだっけ?」
https://suiheisen2017.com/kang-hoju/3012/
●新原道信「過去と未来の“瓦礫”のあいだで」
第8回〜第9回「宮古・石垣の「声」が聴こえるか」
https://suiheisen2017.com/niihara-michinobu/3023/
https://suiheisen2017.com/niihara-michinobu/3029/
オンラインマガジン『雨晴』は、アプリ「編集室 水平線」内で公開しています。
以下のページから、お手持ちのスマートフォンやタブレットに、インストール
をお願いします。
https://suiheisen2017.jp/appli/
『雨晴』はsuiheisen2017.comでも読むことができますが、アプリを入れると、
毎回プッシュ通知で更新情報が届きますので、こちらを推奨しております。
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【作業日誌+α】2024年4月〜2024年5月
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●4月9日(火)
14時、舩山忠弘さん宅にうかがう。企画のために昨年お借りした伊藤明彦さん
に関する資料を返却。ホッとする。お茶とどら焼きをいただきながら、伊藤さ
んの話を聞かせてもらう。舩山さんは長崎放送に勤め、被爆者およそ1000人に
取材。自分にこれだけのことができたのは伊藤さんの存在があったから。伊藤
さんからの手紙は宝物だという。「伊藤明彦の仕事」をスタートする準備がよ
うやく整ったように思える。
●4月13日(土)
大谷良太『方向性詩篇』、小熊秀雄賞の最終選考会。18時ごろまでに決まると
聞いていたが時刻を過ぎても連絡なし。著者とともにあきらめる。祝杯用の缶
ビールを買ってあったので、飲む。チーズも食べる。
●4月16日(火)
映像作家・難波稔典さん、先月につづき来崎。16時、浜町アーケード内「café
de 西銀」で打ち合わせ。古川義久さん亡きあとのNPO法人「被爆者の声」の
運営について。西が副理事になることを正式決定。肩書きがついた。来年おこ
なわれる「長崎ピース文化祭」に向けて実施すべき内容確認ほか。18時にジャー
ナリスト関口達夫さんが合流。新地中華街へ。皿うどんの細麺・太麺、角煮ま
んじゅう、牛肉のなんちゃら等々、食べ過ぎ。中央橋からバスで帰宅。
●4月23日(火)
朝、光晴会病院。腎臓内科。血液検査、尿検査、診察。貧血らしい。亜鉛の薬
をもらう。値段が高い。帰りに滑石公民館に寄り、予約していた本を借りる。
昼ごはん、おにぎり、枝豆など。先週電話で引き受けた聞き書きの仕事の日時・
場所がメールで来る。グループ会社のCEO。いまさらながら「CEO」の意味が
わからないのでネットで調べた。ひさしぶりにTikTokを見てしまう。
●4月28日(日)
部屋の片付け。2020年3月から6月にかけて「コロナ初期の記録」として買い
まくった新聞(朝日・読売・毎日・日経)と各種雑誌が入った段ボール箱を結
局処分することにする。「追悼・志村けんさん」(『婦人公論』)。「幸せは
家にある」(『SPUR』)。「武漢肺炎 日本は負けない」(『月刊Hanada』)。
「マスクを店で買う方法『いつ』『どこで』『いくらで』買えた人を緊急調査」
(『女性自身』)。「アマビエクラフトぬりえ」(『ながさきプレス』)。「い
ま必要なのは大人の免疫力」(『大人のおしゃれ手帖』)。「『緊急事態宣言』
延長に意味はあるのか」(『週刊現代』)。「新しい生活様式をアップデート」
(『AERA』)。「週プレは不要不急の味方です」(『週刊プレイボーイ』)。
「『夜の街』ホスト・キャバ嬢の言い分」(『週刊文春』)。「総力調査 10
万円給付金『うちの街はいつ?』全国132自治体リスト」(『FRASH』)。
「三密」「GO TOトラベル」「TOKYO 2020」なども。貴重ではある。
●5月3日(金)
晴れ。憲法記念日。午後、案内をいただいていた古賀茂明氏(元経産省官僚)
の講演を聴きに市民会館文化ホールへ。参加者、300名ほどか。例によってご
年配の方々がほとんど。演題は「絶対戦争しない国から戦争で生きる国へ 台
湾有事を起こすも止めるも日本次第だ」。帰り、ひとやすみ書店に寄りたかっ
たが、疲れたのと散財の可能性があったので、そのまま帰る。能登半島地震か
ら4か月。
●5月13日(月)
12時半、諸屋超子さんファミリーとその友だちとで桜町の「純喫茶ルパン」。
メニュー表に載っているランチはなぜかことごとく無く、唯一生き残っていた
エビピラフを頼む。おいしかったが。夏ミカン100%ジュースも。歓談。諸屋
さんの話は、なんだか知らないがいつも面白い。腹を抱えて笑う。場所を移し、
かもめ市場の「だしぼんず」で今度はざるうどんを食べる。子どもの迎えのた
め、先にひとり失礼した。ガザの死者、3万5000人を超える。1万人以上の遺
体、がれきの下か。
●5月20日(月)
快晴。午前、オンラインマガジンの更新。姜湖宙さんと新原道信先生、二人分。
この種の作業は音楽を聴きながらやるとよい。先週会った山口さんが大好きだ
というのでVaundy。アプリ「新着情報」用の写真準備が毎回たいへん。ストッ
クがない。午後、めんどくさくて放っておいた国税還付金振込に関する通知書
に対する処理。OCRで読み込んだデータの文字校正。根気強く。
●5月22日(水)
沖縄・奄美、きのう梅雨入り。東電が福島第一原発の処理水(汚染水)を17
日午前から海洋放出している(通算6回目、6月4日終了予定)。午後にポッ
ドキャストを配信しようと思っていたが、なんとなくかったるかったので延期。
ラジオで『月刊朝礼』という朝礼専門の冊子があることを知り驚く(コミニケ
出版)。ジュディス・バトラー『新版 自分自身を説明すること 倫理的暴力
の批判』(佐藤嘉幸・清水知子訳、月曜社、2024)を少し読む。
●5月27日(月)
ねむい。午前、『増補新版 言葉と戦争』受注分を発送。ニュースレター第9号
の原稿を作りはじめる。外がくもりなので、こちらも暗くなる。週末に来てい
たメールに返信。コーヒーがぶ飲み。午後、「おとなのEテレタイムマシン ETV8
シリーズ授業 作家・大江健三郎『書きながら考える』」を観る。いい内容だっ
た。小休憩後、ポッドキャストの収録・配信。校正仕事が舞い込む。近所から
「また明日!」という子どもたちの声が聞こえる。
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【海岸線-7】解像度
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「解像度」という語が気になる。正確には、その使われ方が気になる。
「解像」は、「レンズが、ごく細かい部分まで分解してはっきり形を写すこと」
(『新明解国語辞典』第八版)。なので、「解像度」は、「解像」の度合いと
いうことである。光学用語のひとつ。写真や動画をあつかう際に用いられる。
スマートフォンをもつ私たちの日常語と言っていい。
しかしこのごろは、そのせいか、たとえばこんなふうにも使用されている。SNS
から拾った。
「知識は世界の解像度を高める」「解像度を上げていくとどんどん世界が広く
深くなる」「うわー、ワタシの解像度…低すぎ!?」「デート場所の解像度が
低いから、すぐにパターン化されて新鮮味がなくなる。自分の問題よな」「2年
くらい経って『努力』に対する解像度が変わった気がする」「このコンテンツ
に親しんだ人ほど驚く圧倒的解像度でした」
デジタル社会にピタッとはまる言い回しで、これじたい「解像度が高い」と思
わせる。
が、この表現には、「解像度」をどんどん高くしていけば、最終的にはすべて
をクリアにすることができる、という気配がある(「気配」に傍点をふりたい)。
私はそのことに違和感をおぼえる。
「見える/見えない」はあるが、「見つめる」がない、とでも言えばいいだろ
うか。「かそけきもの」への感覚。ものごとに対する謙虚さ。行ったり来たり
という思考のゆらぎ。「解像度」の人は頂点に向けて昇るばかりである。
ある言葉を自分が使うことができるかできないか、これは重大な問題だ。
見えなかったものが見えるようになるのは、良いことである。ただ、私には、
光学的な意味での「解像度」は使えるが、「仕事ができる人は解像度が高い」
といったような言い方はできない。
自己であれ他者であれ、言葉の使用法に注意を向けること。私の心がけである。
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【本棚の本】サイード・アブデルワーヘド『ガザ通信』 ほか
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●サイード・アブデルワーヘド『ガザ通信』岡真理・TUP=訳、岡真理=解説、
志葉玲=写真、青土社、2009年
●ハリーム・バラカート『六日間』奴田原睦明=訳、第三書館、1980年
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【『雨晴』から】
姜湖宙『ストライク・ジャム』第10回「わたしは何を守りたかったんだっけ?」
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子供を守る、という表現が好きではなかった。時々、聞くことのあるこのフレー
ズは、しっくり来ないまま、それでも私は求められれば惰性的にそれを反復し
ていた。
二十歳の頃の私は、ほんとうに多くのものを手離し、何も持っていないに等し
かった。もちろん相対的に見れば、いくつかの特権的な何かを持っていただろ
う。しかし、それでも、二十歳以前の私と比べれば、大切な人間関係も、安定
的な生活も、社会的身分も、何もかもを手離してしまった。歳を重ねれば、そ
れだけ積み重ねたものがあるぶん、保身に走りやすいかもしれない。昔はそん
なんじゃなかったのにな、という知人が最近、身の回りに多い。
近頃は家に籠って、依頼された文章を書いたり、本を読んだりする時間が増え
た。街頭に出ず、人とも会わず、新しい出会いもない。それなのに、わたしは
何かを失くしてしまうことが怖い、と思う。その恐怖がわたしの書く文章に滲
み出ていると感じる。そのような感覚はこれまで持ったことのないもので、二
十歳以降、わたしは自分の認識以上に多くのものを手に入れて来たらしい。わ
たしは何かを守ろうと足搔いているが、結局それはわたしの首を絞めているの
かもしれない。もっと、多くのものを手離したいと願う。
(了)
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