国立ハンセン病資料館にて、企画展「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」が開催中です(2023年2月4日〜5月7日)。
https://www.nhdm.jp/events/list/4942/
1953年、らい予防法闘争のさなかに刊行された大江満雄編『いのちの芽』(三一書房)は、全国8つのハンセン病療養所から73人が参加する、初めての合同詩集でした。今年は詩集刊行から70年目にあたります。
木村哲也『来者の群像 大江満雄とハンセン病療養所の詩人たち』は、この『いのちの芽』に参加した詩人たちに取材した一冊です。これを機に、本書を手に取っていただければ幸いです。